踏み込み温床の作り方
踏み込み温床とは、落ち葉や稲わらなどの材料に水や米ぬかを加えて
生じた発酵熱を利用した温床のことです。
準備するもの
・落ち葉
・稲わら(切断機で5cm程度の長さに刻んだもの。かさ増しのため無くても良い)
・米ぬか
・水
・木枠
作り方
①地面から70cm程度掘り下げ、上部に木枠をはめ込む。木枠は無くても良いが崩れやすい。
②最初に落ち葉(20cm程度)を入れ、その上に表面を覆う程度の米ぬか
をまいてきつく踏み込み水を入れる(材料を握って水がにじむ程度)
③次に稲わら(20cm程度)、米ぬかを入れ、きつく踏み込み水を入れる。
④その後同様に②・③を繰り返し、落ち葉、米ぬか、稲わらの層を作る。
⑤最後は落ち葉で終わるようにする。
⑥ビニール、シルバーなどの保温資材でトンネルを作る。
⑦床温が上昇後、30℃に落ち着いたら完成!
⑧播種したトレイは新聞紙などで覆い、そのまま落ち葉の上に置く。
今回は、あくまでも私のやり方です。
例えば、地上部にワラや竹を使って枠を作る方もいれば、
稲わらを使わずに落ち葉のみで作る方もいらっしゃいます。
踏み込み温床は昔から有機農家さんがやられてきた技術です。
家庭菜園では電熱線を利用した市販の器具を使用するのが無難でしょう。