僕がお師匠さんの下で作業を任された時、始めに簡単に説明をされてからあとは基本ほったらかしだった。
終わってからも出来がどうあれ、叱られることはなかった。
最終的な責任は自分が取るから、あとはみんなで考えさせようということだったのだと思う。
おかげで、まだ慣れていない時も自分でやったという充実感があった。
その後の作業も、よく観察するようになった。
農業はとにかく失敗を恐れず自分の手でやること。
よく観察すること。
結果、次の成長に繋がればそれは失敗ではない。
そんなことを教わったような気がした。