菜園アドバイザーあぐりんのつぶやきプラスα

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野菜栽培のポイント ~根菜類・土物類編~

今回は根菜類・土物類について書いていきます。

 

【ダイコン】

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  • 昔からダイコン十耕というように、良く耕してから播種した方が良い。

 

  • 春播きは病害虫が比較的少なく作りやすい。他の作型に比べ種代は高いが、高値安定でよく売れる。

 

  • 初夏から盛夏にかけては、病害虫が出やすいので作りづらい。無農薬で販売できるレベルの物を作るのは難易度が高い。

 

  • 秋播きでは、シンクイガに特に注意する。早め早めに防除する。

 

【カブ】

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  • 甘みがあって美味しいのは秋播き。

 

  • カブラハバチの幼虫に気を付ける。

 

  • 品種によってはあやめ小カブのように小カブ専用もあれば、間引きながら中~大カブまで対応している品種もある。

 

【ジャガイモ】

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  • 春作の方が秋作よりも作りやすい。

 

  • 春作はキタアカリ、秋作はデジマがオススメ。

 

  • 植え付けが遅くなると収量も落ちるので時期に注意する。

 

  • 浴光催芽を2週間程度行う。

 

  • 芽かきは家庭菜園では3本立てがよいかもしれないが、販売の事を考えると2本立てが良い。1つ1つの芋が大きい方がよく売れる。

 

  • 種芋をカットした後の切り口は日陰での自然乾燥で十分。もちろん心配であれば草木灰などを付ける。

 

  • 収穫後日光に当てすぎると緑化するので注意する。

 

  • 収穫後日陰での風乾などしっかり乾かし、腐っているものは除いてから長期保存に入る。

 

【ニンジン】

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  • 発芽の際、水分を多く必要とするため降雨前後に播いたり、播種後よく鎮圧したりする。

 

  • 有機ニンジンは食味の良さが伝わりやすく、需要も多いため年間通して多く栽培すると良い。

 

  • 病気の心配はあまり要らないが、キアゲハの幼虫による葉の食害には注意する。

 

【サツマイモ】

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  • 苗を自分で作る場合、種芋は前年度収穫した中でも良いものを使う。

 

  • 栽培は容易で無肥料でもできる。逆にツルボケしないよう前作の残効に気を付ける。

 

  • 貯蔵最適温度が13℃と高いため、保存には気をつける。

 

  • 品種は紅はるかを激推し。しっとり甘くて美味しい。過剰に肥大化した芋が出来にくい。販売も紅あずまに比べ、高値で取引できる。

 

  • 干しいもにすることもできる。干し網などで自宅で簡単に作れる。

 

サトイモ

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  • 基本的に栽培は容易だが乾燥に弱いため、梅雨明け後の乾燥に気をつける。

 

  • 敷きわらをする場合は厚めにし、時々潅水する。

 

  • ポリマルチ栽培をすれば出芽も早まり、草が抑えられ乾燥も防げる。

 

  • 収穫は一度軽く霜に当たってから行うと良い。

 

  • 種芋が高いため、収穫したサトイモの一部を来年の種芋として保存しておくと良い。

 

【ゴボウ】

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  • 好光性種子のため、覆土は少な目にする

 

  • 一般的な長形のゴボウの場合は、事前に深掘りをしておく必要がある。

 

  • 家庭菜園には、お手軽ゴボウなどの短形のゴボウが良い。個人的には、大浦太ゴボウが食味が良くておススメ。

 

  • 家庭菜園の場合は、袋栽培も選択肢の1つ。

根菜類は、料理でもよく使いますよね。

品種によっては短く作りやすいものもありますので、うまく取り入れながら挑戦してみてください!

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