野菜栽培のポイント ~葉菜類アブラナ科ヒユ科編~
今回は葉菜類アブラナ科ヒユ科の栽培ポイントについて書いていきます。
【キャベツ】
- アオムシなどの食害虫が付きやすいため、防虫ネットによる物理的防除を行う。苗を購入するのではなく育苗する場合、ネットは定植時からではなく、播種後すぐ行うのがポイント。
- ネキリムシは早め早めに捕殺する。苗が萎れていたり、茎が食べられていたら、土をほじくって見つける。
- 捕殺する場合は、1週間に1回のペースで行う。
【コマツナ】
- 1年を通して作りやすく、夏場は1ヶ月弱、冬場でも2カ月程度で収穫できる。
- 真夏と真冬の播種は避けた方が無難。
- 栽培期間が短いので2~4週間に1回位のペースで少量づつずらして播種すると良い。
- アブラナ科なので、害虫が多発する時期は防除ネットなどの物理的防除を行う。
- 品種による差がそこまでない。
【ブロッコリー】
- 食害虫が付きやすいため、防虫ネットによる物理的防除をすると良い。定植時からではなく、播種後すぐ行うのがポイント。
- 捕殺する場合は、1週間に1回のペースで行う。
- 通常販売されている頂花蕾だけでなく、側花蕾も収穫・販売できる。
- 強い霜では霜害が出てしまうため、植える時期に注意する。
【ホウレンソウ】
- 梅雨時や夏場は作りづらく、味・栄養価も落ちるので栽培しない方が無難。
- 冬場のホウレンソウの方がは甘くて肉厚で美味しい。
- 酸性が強い土壌では、石灰を散布し矯正する。
- 食害虫は付きづらいが、アブラムシには要注意。
- コマツナなどの葉物に比べると難易度高め。
- 品種によって耐病性など大きく異なるので作型にあった品種選びを行う。
いかがでしたでしょうか?
皆さんも是非参考にして、家庭菜園を楽しんでみてください!