野菜栽培のポイント ~葉菜類ネギ科ユリ科編~
【ネギ】
- 露地での育苗の場合、コオロギの食害に注意。
- 有機栽培の場合、苗を植えつけた後は、植物性堆肥で直接覆土したり、稲わらを挟むと良い。
- 途中、ベト病やアブラムシが発生するが、適正な有機栽培をしていれば問題ない。
- 軟白栽培で土寄せする時、なるべく根を切らないように気をつける。
- 霜に当たってからの方が甘くて美味しい。
【タマネギ】
- 露地で育苗する場合、コオロギの食害に注意。
- 早まきなどで大苗となった苗を植えつけると6月にトウ立ちする可能性があり、遅まきして小さい苗を植えた場合、霜柱で根が張らないことがある。各地域の播種適期を守る。
- 酸性土壌に弱いので場合によっては酸度矯正をする。
- 追肥は11~12月に1回、1~2月に1回行う。年明け以降は2月までに終わらせる。
- 収穫は葉が7割以上倒伏したら行う。
- 収穫は必ず晴天の日に行う。収穫後は畑などで2~3日程よく乾かす。乾燥が弱いと腐りやすいので長期保存したい場合は特に気を付ける。
【ラッキョ】
- とても作り易い。自家種球は収穫後、日陰に置いておくだけで容易に保存できる。
- 軟白栽培して若獲りしたものがエシャレット。エシャロットは小さなタマネギのような見た目の別の野菜。
- 小さいラッキョは販売よりも自家消費用に使う。
【ニンニク】
種球はとても高いので、出来れば前年収穫した一部を保存しておく。
早植えは病気の助長に繋がるので、気を付ける。
追肥より事前に動物性堆肥などしっかりとすき込んでおく。
トウ立ちした花芽は忘れずに取る。
収穫は葉が全体の3分の2程度枯れたら行う。
収穫は前後が晴天の日に行う。土の水分が多いと乾きにくかったり、カビの原因になる。
長期保存しない場合は収穫後早い段階で葉を切ってしまうと良い。時間が経つと硬くなり切るのが大変。
【ニラ】
- 一度植えつければ数年収穫できるうえ、年3~4回収穫できるので大変重宝する。
- 病害虫は殆ど出ず栽培容易。
- 株分けをすれば無限ニラ状態。
- 株分けは春と秋どちらも可能性だが、オススメは秋。
ニラは庭の片隅に植えておくと、とても便利な野菜です。
ぜひ、無限ニラ状態を楽しんで下さい!