トラクター他農業機械について
農業をやるとなったら、まずトラクター。
資格は大型特殊自動車もしくは小型特殊自動車の免許が必要となります。
もちろん道交法なので、極論でいうと私道・私有地だけ運転するのには要らないのもしれませんが……。
小型特殊自動車の免許は普通自動車第一種に付いていますから、別途取る必要はありません。
また農業機械のみを運転するのであれば、大型特殊免許の農耕車の限定免許で十分です。
ちなみに農耕用の車両は最高速度が35km未満の場合は大きさの制限はなく、小型特殊自動車として扱われます。
大型特殊自動車は以下となります。
というわけで、思ったより普通自動車免許だけでも運転できます。
トラクターはとても高い機械です。
一般庶民は高級外車は買うことはあまりないですが、年に数回数十回しか乗らないトラクターは必要であれば買うかレンタルするしかありません。
近くにリース会社や組合があればいいのですが……。
従って新規就農にとって金銭的な大きな問題の一つとなります。
トラクターはまず馬力によって値段の相場が分かり、昔は馬力×10万なんていいましたが、今はそこまではしません。
あとは年式、稼働時間、キャビンなどのオプションがあるかないか、ロータリーの刃の状態などで値段は変わってきます。
☆ポイント☆
・新規就農者は中古を買う人が多い。
・販売業者もいれば、今だとヤフオクみたいな個人売買もある。
・購入後の修理、メンテナンスのことも考えておく必要あり。
・保管場所も確保する必要がある。
・盗難に合わないよう気をつける。
小型耕運機は、お庭で家庭菜園をやられる方も使われると思います。
土が柔らかい畑であれば2~3馬力クラス、農業利用ですと4馬力以上はあった方がいいと思います。
管理機はそれ専用のものもあれば、小型耕運機にアタッチメントで付け替えられるものもあります。
家庭菜園での利用は兼用のもの、農業の場合は2台別々の方が使い勝手がいいと思います。
農業機械は特に運転講習会が設けられているわけではありません。
油断すると故障するだけではなく怪我もしますので、どうぞお気をつけてご利用ください。